子宮頸癌ワクチン

 

 

がん治療は、手術が基本ですが、進行すると、抗ガン剤や放射線治療による方法がとられます。

 

若い人は、がんの進行も早くとても心配な疾患です。予防できるワクチンはすばらしいものです。

 

子宮頸癌は女性のガンによる死亡原因の第2位を占め、世界で年間50万人の女性が子宮頸癌と診断され、

 

約30万人が死亡している恐ろしい病気です。

 

世界中では2分に1人、日本では1日に7人が子宮頸癌で死亡しています。

 

他の癌と比べ、若い女性が罹患しますが、検診により早期発見が可能で、発生機序がわかっているので予防方法が唯一確立

 

されている病気です。この子宮頸癌を予防するワクチンにHPVワクチンがあります。

 

子宮頸がん発生機序

 

 

子宮癌検診で、異型性と言われると心配ですが、異型性から

 

必ずしも癌になる訳ではありません。

 

進行速度も年単位と考えてください。

 

軽度異型性と診断された場合、

 

中等度異型性になるのは、1~2%

 

中程度異型性から高度異型性になるのは、10~20%程度

 

高度異型性から上皮内癌になるのは、20~40%程です。

 

ウィルスの感染ですから、自己免疫力の違いにより、

 

治せるかもしれません。

 

睡眠不足やストレスのためすぎ、食事の不摂生・タバコのすいすぎ。

 

また、体温の高い人のほうが免疫力が高いとも言われているので、

 

冷え性の人は、要注意でしょう。

 

甘いもの、動物性脂肪の取りすぎなど偏らず

 

バランスよく食事をしましょう。

 

 

HPVワクチン

 

HPVワクチンは、ガーダシルとサーバリックスの2種類のワクチンがあります。

 

その違いは、サーバリックスが16型と18型だけに対して、ガーダシルは、16・18型の他、6・11型を含んでいます。

 

子宮頸がんに対しては16・18型が有効ですが、コンジローマと言う良性腫瘍の予防になります。

 

 

HPVワクチン接種について

 

性交未経験者のHPV感染そして子宮頸癌に極めて高い予防効果を示すワクチンのため、なるべく早めに接種することをお勧めします。

 

性交経験者に対してもHPVワクチンのある程度の効果は見られ、接種(Catch Up Vaccinationと言います)は勧められます。

 

小学6年生から高校1年生は、公費で負担されますので是非受けてください。

 

金額

 

ガーダシル   1回投与 15.750円 3回投与で47.250円となります。(消費税込み)

 

サーバリックス 1回投与 15.000円 3回投与で45.000円となります。(消費税込み)

 

 

 

 

安全性について

 

<国内臨床試験>本剤接種後7日間に症状調査日記に記載された有害事象のうち、局所(注射部位)の特定した症状(疼痛、発赤、腫脹)および全身性の特定した症状(疲労、筋痛、頭痛、胃腸症状、関節痛、発疹、発熱、蕁麻疹)を表に示しました。局所の上記症状は大部分が軽度から中等度で、3回の本剤接種スケジュール遵守率へ影響はありませんでした。また、全身性の上記症状は接種回数の増加に伴う発現率の上昇はみられませんでした(承認時)。

PS

マスコミの報道により子宮頸癌ワクチンの安全性について報道されていますが、報道にあったような複合性局所疼痛症候群は、厚生労働省の報告によれば360万回に1例程の頻度でしか発生していません。副作用の強い薬であるとの考え方は、正しいとは思えません。しかし、他のワクチンを含めて個人にとlって副作用が起こらない可能性はないのでよく家族で相談して接種するのが良いでしょう。

 

 

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